本シンポジウムは一般公開とし、どなたでも参加費無料でご参加いただけます。事前申込も不要です。

開催場所:名桜大学多目的ホール
オンライン配信:zoomウェビナーを使用予定(当日までにこちらのページにリンクを掲載します)


13:00-16:50(名桜大学多目的ホール+オンライン配信)
一般公開シンポジウム(ITヘルスケア学会×名桜大学環太平洋地域文化研究所共催)

「医療・健康分野のデジタルトランスフォーメーション
 ~医療アクセス改善からPHR活用まで、デジタル技術が医療・健康をどう変えるのか?~」

医療分野におけるデジタル技術の活用が進展している。とくに新型コロナウイルス感染症の感染拡大が契機となってオンライン診療をめぐる規制緩和も進み、デジタル技術を活用した様々な医療・健康サービスが広まりをみせている。また、情報通信ネットワークを通じて収集された各種情報はPHR(パーソナルヘルスレコード)として蓄積され、疫学的研究から一般向け健康サービスに至るまで様々な活用に期待が寄せられている。
こうした医療のデジタルトランスフォーメーションは今後地域に暮らす人たちの健康な暮らしにどのように貢献していくのだろうか。本シンポジウムでは、医療分野におけるデジタル技術の活用を実践されてきた様々な立場の方からご講演をいただくと共に、医療へのアクセスの改善やPHRの活用による沖縄県民の生活に根差した医療のデジタルトランスフォーメーションのあり方について議論していきたい。


13:00-13:05 開会挨拶

奥本 正(名桜大学 学長補佐)


13:05-13:30 基調講演

「医療へのデジタル技術の活用で楽しく健康に暮らせる社会へ」

ファシリテーター:木暮 祐一(名桜大学人間健康学部健康情報学科 教授)
         本村 純(名桜大学人間健康学部健康情報学科 上級准教授)


宮田 俊男(早稲田大学大学院先進理工学研究科 教授)

医師、外科専門医、博士(医学)
早稲田大学理工学部機械工学科卒業
大阪大学医学部医学科卒業
大阪大学第一外科入局
大阪大学大学院医学系研究科心臓血管外科学特任助教を経て、厚生労働省に入省
厚生労働省医薬食品局審査管理課課長補佐
内閣官房健康・医療戦略室戦略推進補佐官
国立がん研究センター政策室長
京都大学産官学連携本部客員教授
大阪大学産学共創本部特任教授
みいクリニック院長を経て、医療法人社団DEN理事長
厚生労働省参与
早稲田大学理工学術院先端生命医科学センター教授


13:35-15:05 パネルディスカッション

<第1部>「デジタル技術で医療がもっと身近なものになる」

ファシリテーター:木暮 祐一(名桜大学人間健康学部健康情報学科 教授)


話題提供「医療は手のひらに」
木暮 祐一(名桜大学人間健康学部健康情報学科 教授)

「オンライン診療が地域医療にどのように貢献したか」
黒木 春郎(医療法人嗣業の会 こどもとおとなのクリニックパウルーム 理事長/厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」構成員)

「AIとヘルステックがもたらす未来の健康管理」
大石 怜史(ヘルスケアテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO)


15:15-16:45 パネルディスカッション

<第2部>「PHRでやんばるがどう変わるのか」

ファシリテーター:本村 純(名桜大学 上級准教授)


話題提供「PHRをめぐる最新の動向と地域医療への活用の可能性」
石見 拓(京都大学大学院医学研究科 教授)

「保健・医療・福祉のデータ連携を健康増進にどう活かすか」
田里 大輔(沖縄県北部地区医師会病院 医療連携統括部長)

「アプリを通じた住民健診データの活用」
田中 健介(沖縄セルラー電話株式会社ソリューション営業本部ビジネス開発部 部長)


16:45-16:50 閉会挨拶

奥本 正(名桜大学 学長補佐)